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2017年3月13日

噛むことは人間の健康にとって、とても重要です。噛むという機械的な刺激が、頭や顎の骨、顔の筋肉の発育を促し、表情豊かな顔をつくるほか、大脳の働きを活性化します。

「噛む」ことの一番の良さは、唾液が良く出るようになる事。1日に1500ccも分泌される唾液には、様々な働きがあります。
1.浄化作用;食べかすなどを洗い流す。
2.消化作用;アミラーゼという酵素により消化を助ける
3.殺菌作用;プラーク(歯垢)の発生を抑える
4.保護作用;歯に被膜をつくる
5.再石灰化作用;一度溶けた歯の成分の再沈着をはかる
6.緩衝作用;食物中の酸を中和し、pHを元の状態に保とうとする

唾液は虫歯や歯周病の予防に有効で、健康に生活する為にはとても重要なのですね!

しかし原因は様々ですが、自律神経の乱れ・ストレス・高血圧・薬の服用・自己免疫疾患などまた年齢を重ねると共に代謝が減り、唾液の量が減っていきます。そのような場合、タブレット・ガムを噛む、マウススプレーでお口の中を保湿する、唾液の分泌を促すようなマッサージをする、という方法を行ってみましょう♪

「食事はよく噛むこと。早食いは厳禁!」
 唾液を増やすにはよく噛むことが早道です。一口につき30回噛むことを意識してみましょう。また、よく噛むことで脳を刺激し認知症の予防にもつながります。

「耳下腺をマッサージ」
 耳の前の下部あたり、顎の付け根部分にある「耳下腺」。ここは最大の唾液腺です。バスタイムや洗顔後など、気付いたときにマッサージしてみましょう。

とにかく大事なのは噛むことです!噛めば噛むほど唾液量は増えます。よく噛むことは、顎の発達を促し、さらによく噛める土台をつくることにもつながりますので日頃から、よく噛むことを心がるといいですね☆

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山辺歯科 院長 山辺滋
山辺歯科
http://www.yamabe-dc.com/
院長 山辺滋

【略歴】
1992年03月
長崎大学歯学部卒業
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1992年04月
長崎大学大学院歯学研究科博士課程入学(顎・顔面・口腔外科学専攻)
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1996年03月
長崎大学大学院歯学研究科博士課程終了博士(歯学)の学位授与
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1996年04月
長崎大学歯学部附属病院第一口腔外科および歯学部
口腔外科学講座で文部科学教官助手として10年間勤務
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2001年04月
長崎大学歯学部附属病院新設のインプラント科併任
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2001年10月
日本口腔外科学会認定口腔外科専門医を取得
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2002年04月
山辺歯科開業
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2005年04月
長崎大学歯学部臨床助教授、非常勤講師
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2007年04月
長崎大学歯学部臨床教授
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