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2017年1月29日

昨年2016年11月6日に行われた日本口腔ケア学会の認定資格試験の合否が発表されました!!
山辺歯科の歯科医師をはじめスタッフ全員が無事に合格しました♪

認定証4級.jpg

歯科医師、歯科衛生士が4級を受験★

認定証5級.jpg

歯科助手、歯科受付が5級を受験★(名前のみ伏せさせていただいております。)

各自、一人ひとりが厚いテキストや参考書を熱心に読んで勉強した成果が十分に発揮されました。皆さんお疲れ様でした!!

今後の臨床でもたくさんの患者様へよきアドバイス、指導ができることでしょう。

そして今回このような機会を与えていただいた院長に感謝し、様々な場でこの資格を活かしていきたいと思います。   ☆歯科衛生士 川添 真奈美☆

2017年1月23日

最近、ご飯をよくかんで食べることが認知症の予防につながるなど、体にとってよい影響があることが知られてきました。しかし「よくかんで食べること」と「よくかみしめること」を同じと勘違いされてることもあります。

人が生命を維持するうえで上下の歯を接触させる最小限の時間をご存知でしょうか?

1日三回の食事の時間の合計が1時間と仮定します。上下の歯が接触している瞬間の合計は約9分だとされています。その他、食事以外に唾液を飲み込んだり、飲み物を飲み込んだりして歯が接触する時間は約8、5分。
したがって1日に約17、5分間の上下の歯を接触させることで咀嚼は十分にでき生命は維持できるわけです。
食事の時間以外に8、5分を超える歯の接触「かみしめ」のことを上下歯列接触癖といいます。

力いっぱいかみしめることイメージしてしまいますが、実際は無意識に上下の歯を軽く接触させるくせが長時間持続することを言います。

短時間強く歯をかみしめることよりも、無意識に長時間歯を接触させるほうがお口やその周囲組織に与えるダメージは大きくなるのです。

〜歯列接触癖の組織・器官への影響〜

持続的な弱い力がその人固有の組織の耐久力を超えると各組織に症状が現れます。

歯:  継続的な力による歯根先端の毛細血管の損傷により知覚過敏、歯髄炎、が起こりやすくなります。歯のすり減り、被せ物、歯、歯根の歯折、歯のくさび状欠損が起こりやすくなります。

歯周組織:  歯周組織の損傷により歯の動揺が起こりやすく、歯周病の進行を早めます。

舌、口腔粘膜: お口の中のスペースが狭くなりたえず歯と粘膜が接触することにより痛み(擦過痛、口内炎)が生じます。

顎関節、筋肉: 顎の関節と咀嚼筋の痛みが生じます(顎関節症)また肩こりや偏頭痛の症状も引き起こしやすくなります、

かみ合わせの感覚: 常にかみしめているため、歯根膜の感覚が敏感になりかみ合わせの感覚の異常が起こることがあります 。

上下歯列接触癖を直そう❗☆

いつも無意識にくちびるをしっかりしめ、上下の歯を接触させていませんか?

くいしばり は自覚していることが多いですが、歯列接触癖は弱い力で無意識に行っているために自覚していないことがほとんどです。上下のくちびるは軽く触れる程度にし、常に上下の歯を離すように意識しましょう!歯を離すことを書いた紙をあちこちに貼って、意識を持続させる工夫をしてみましょう!気になる方はぜひご相談されてくださいね。

2017年1月16日

初期の虫歯にフッ素塗布を行っています。

食事をした後に歯垢(プラーク)中の菌によって酸が作られ、カルシウムやリンなどのミネラル成分が溶けだします。これを「脱灰」といいます。
一方、唾液中のミネラル成分が歯の表面を修復する働きをします。これを「再石灰化」といいます。
この「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れると虫歯が発生するのです。

☆フッ素の働きとは・・・☆
①歯の質を強くし酸から歯を溶けにくくする
②歯の再石灰化を促進、初期虫歯の予防
③酸の生成を抑える

歯医者さんのフッ素の濃度はフッ素配合歯磨剤の約10倍(9000ppm)
フッ素濃度が高いほど虫歯を予防する効果が期待できます。
フッ素.jpg
現在ではフッ素配合の歯磨き剤が90%以上のシェアを占めており、その普及に伴って家庭でも虫歯予防の認識が高まっています。
しかしフッ素を塗っているからといって、虫歯ができないわけではありません。
フッ素は虫歯を予防する手段のひとつです!

糖分の多い食べ物や飲み物の回数が多いと虫歯ができるリスクは高まります。生活習慣の見直しも大切ですね!!

当医院では初期の虫歯を継続的に管理します。ぜひお尋ねください。

2017年1月 9日

昨年から当院は厚生労働省より「かかりつけ歯科機能強化型歯科診療所」の認定を受けました。
厚生労働省が新たに定めたむし歯や歯周病の重症化予防のための制度です。
これまでの削って詰める治療優先型の歯科医療の在り方を改め、虫歯にさせない歯を失わないための継続的な検査やメインテナンスが組織的に行える歯科診療所をこのかかりつけ機能強化型歯科診療所として認可しました。

認可要件が厳しく全国約70000件以上の歯科医院の数パーセントのみが「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認可を受けております。
尚、当医院ではインプラント治療も専門としており、インプラントのメインテナンスにも積極的に行っております。
詳しくは当医院でお尋ねください。
これからも、山辺歯科医院は、患者さまのお口の中の健康を、生涯にわたり定期管理・医療管理するため、安心・安全な歯科医療サービスを提供して行きたいと考えています。

2017年1月 4日

明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様方より格別のご厚情を賜わり心より御礼申し上げます。
2017年も皆様のお口の中の健康を守るお手伝いができるようスタッフ一同頑張ってまいります。
本年も何卒、宜しくお願いいたします。

新年は1月4日より通常診療しております。  山辺歯科
山辺歯科.jpg

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山辺歯科 院長 山辺滋
山辺歯科
http://www.yamabe-dc.com/
院長 山辺滋

【略歴】
1992年03月
長崎大学歯学部卒業
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1992年04月
長崎大学大学院歯学研究科博士課程入学(顎・顔面・口腔外科学専攻)
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1996年03月
長崎大学大学院歯学研究科博士課程終了博士(歯学)の学位授与
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1996年04月
長崎大学歯学部附属病院第一口腔外科および歯学部
口腔外科学講座で文部科学教官助手として10年間勤務
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2001年04月
長崎大学歯学部附属病院新設のインプラント科併任
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2001年10月
日本口腔外科学会認定口腔外科専門医を取得
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2002年04月
山辺歯科開業
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2005年04月
長崎大学歯学部臨床助教授、非常勤講師
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2007年04月
長崎大学歯学部臨床教授
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