第23回日本歯科医学会総会開会講演1 山中伸弥先生
第23回日本歯科医学会総会
去る10月21日から3日間で開催された日本歯科医学会総会に、21日、23日の二日間参加いたしました。開会講演1 山中伸弥先生のご講演には、大会場役1,500名がぎっしり満席で、モニター会場がいくつか開設される、さすがの大人気でした。いくつかの学校から、学生さんも集団で参加しており、福岡の教育は長崎より簡単に刺激的な公演を聞きに行く機会が得られて、羨ましい思いでした。長崎にもMICE建設を考えていらっしゃるようで、できた暁には福岡までしか来ない様々なレベルの講演、公演が招致されることを期待しています。
さて、山中先生のご講演ですが、有名なiPS細胞の、医療応用に向けた取り組みのお話でした。この細胞は簡単に言うと、無限に増えることができる、どんな細胞にも変わることができる、「万能細胞」ともいわれる細胞で、大量のシャーレの中で一度に多くの薬の試験ができ、格段に薬や治療法の進展のスピードがアップするものです。ただ、とても多くの人とお金がかかるそうで、ぜひ、人類の医療の発展のために、ご寄付をお願いしますと、フリーダイヤルをご紹介されていました。山中先生は、マラソンを走られることでも有名ですが、0120・80・8748(走れやまなかしんや)と覚えてくださいとのことでした。