フッ素塗布☆エナメル質初期う蝕
初期の虫歯にフッ素塗布を行っています。
食事をした後に歯垢(プラーク)中の菌によって酸が作られ、カルシウムやリンなどのミネラル成分が溶けだします。これを「脱灰」といいます。
一方、唾液中のミネラル成分が歯の表面を修復する働きをします。これを「再石灰化」といいます。
この「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れると虫歯が発生するのです。
☆フッ素の働きとは・・・☆
①歯の質を強くし酸から歯を溶けにくくする
②歯の再石灰化を促進、初期虫歯の予防
③酸の生成を抑える
歯医者さんのフッ素の濃度はフッ素配合歯磨剤の約10倍(9000ppm)
フッ素濃度が高いほど虫歯を予防する効果が期待できます。
現在ではフッ素配合の歯磨き剤が90%以上のシェアを占めており、その普及に伴って家庭でも虫歯予防の認識が高まっています。
しかしフッ素を塗っているからといって、虫歯ができないわけではありません。
フッ素は虫歯を予防する手段のひとつです!
糖分の多い食べ物や飲み物の回数が多いと虫歯ができるリスクは高まります。生活習慣の見直しも大切ですね!!
当医院では初期の虫歯を継続的に管理します。ぜひお尋ねください。