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2013年12月11日

ロゴと石飛博光先生について

ロゴ誕生秘話

有名な書家の先生です。長崎でこのロゴを知らない人がいないぐらいインパクトがあるロゴとなりました。

書道をしている人の中で石飛先生をご存知な方は、どうやってお願いすることができたの?この書は誰が書いたのか? など興味津々に尋ねてこられます。実は、院長の母親が書をやっていまして、母親の先生の先生であり流派のトップの人です。まともにギャラを支払えば、○○○万円は超えるそうです。

院長が、石飛先生とロゴデザイナーに依頼したのは、「近年、優しく柔らかいイメージの歯科医院が増える中、あえて存在感がある、しっかりした(ここの歯科は技術がある。安心できる。という)イメージを作り上げて欲しい。」ということでした。

ロゴ誕生秘話ロゴ誕生秘話

【石飛博光先生のご経歴】
1941年 北海道赤平市生まれ。
1960年 上京し金子鴎亭先生に師事。同年、東京学芸大学書道科に入学。
1964年 同大学卒業。以来、数々の展覧会に於いて受賞多数。
1989年 日展に於いて、2年連続「特選」を受賞。テレビやラジオにも数多く出演しています。

日展審査員
毎日書道展評議員・審査員
創玄書道会常務理事・審査員

山辺歯科へようこそ

院長あいさつ

はじめまして。山辺歯科院長の山辺滋です。
この度は、当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

私は口腔外科のスペシャリストとして、虫歯や歯周病などの治療はもとより、患者さまのお口の中全体の健康維持・促進のお手伝いをさせていただいております。

よく「この歯だけ、詰めてくれ」とか「虫歯を治療しても歯石は取らなくていい」という患者さまがいらっしゃいます。しかし、口腔は生きていくためのひとつの臓器です。虫歯とかの小さな概念ではなく、その人の体の中の一つであり、口腔内全体を包括的に診察し、治療するのが本来の歯科医療なのです。

私が治療するにあたって、「虫歯は治療したが、ガンは見逃した」というような事態は決して起こさないという覚悟をもって、治療には臨んでおります。

「口腔外科専門医」だからこそ、できることを
また、上の歯全体が痛み、「歯医者さんに行ったが、どこも悪くないと言われた」と言われ来院する患者さまがいらっしゃいます。その場合、上顎洞炎が疑われます。上顎洞炎は鼻腔と口腔の境目でおこる病気です。そのため、歯医者でも耳鼻咽喉科でも適切な診断をするのが難しいのです。

歯科医師は鼻腔について詳しくありません。また、耳鼻咽喉科の先生も同じく、歯について詳しくありません。口腔外科はその境界領域での診断治療が得意です。たとえ、他の歯科医院や耳鼻咽喉科で原因不明だといわれたことでも、当院でなら解明できることがあるのです。

医者に憧れた幼少期

院長あいさつ私の家系は代々医者です。そのため、小さい頃から将来は医者になるんだと決めていました。しかし、残念ながらその夢は叶わず、歯科医師の道を進みました。歯科医師といえば、幼い頃にこんなエピソードがあります。

ある日、上アゴの内側である軟口蓋がかゆくなり、医者である父親に診てもらいました。しかし、原因がよくわからず、将来医者になったら、このことを解明してやろうと思いました。今思うと、そのとき歯科医師になることを運命づけていたような気もします。

口腔外科のスペシャリストを目指して
歯学部に入学した時はとても大きな挫折感がありました。そんな中、医者にも負けないスキルを身につけたいと思い、たどり着いた科目が口腔外科だったのです。

口腔外科なら人生を逆転できると思いました。それからは口腔外科のNo.1のスペシャリストを目指して、ただひたすら研鑽を積んだのです。口腔外科では人の死と直面することもあります。さまざまな経験が歯科医師としての大きな礎となり、現在の治療方針でもある人の生命をも視野に入れた歯科治療の実践へと導かれたのです。

大学病院への一次機関としての役割

院長あいさつ私は日本口腔外科学会認定の「口腔外科専門医」です。長崎の開業医では、今のところ3名しかいません。歯科口腔外科と標榜することと専門医とはまったく意味が違います。

顎関節症、ガン、スポーツ外傷、顎の骨折、睡眠時無呼吸症候群、親知らずの抜歯、口腔周辺の腫れ、口腔の出来物・腫瘍など。この手の患者さまの来院は、長崎県の開業医で当院が一番多いと思われます。

実際には、大学での精査・手術になる例が多く、当院では、十分な説明と紹介状を書く作業でとどまり、大きな収入にはつながりません。しかしながら、口腔外科の一次機関としての社会的な役割は大きいと考えています。

「口腔外科専門医」が手がけるインプラント
また、本来インプラント手術は、全身的なこと、および口腔全体の把握が必要で、口腔外科医がやるべきだと考えています。

ここ数年、インプラント治療によるトラブルが、マスコミなどで報じられています。安ければ、早ければいいものではありません。安心・安全・信頼が一番です。「口腔外科専門医」であるからこそ、安全な選択・治療ができると自負しております。ぜひ、患者さまご自身でしっかりと選んでいただきたいと思います。

インプラントに取り組むにあたって

院長あいさつ私は長崎大学歯学部第一口腔外科教室に10年間所属しました。しかし当時、長崎大学で同教室はインプラント埋入を好んでやっていませんでした。どちらかというと、他の施設で埋入され問題ある症例に対する摘出術を常としていました。摘出術の方が大きな手術で、患者さまへの侵襲が強く、大きな痛み・腫れを余儀なくされました。

また平成13年4月、長崎大学病院で初めてインプラント科が作られ、私はその初期メンバーでもあります。そのような経緯で、平成14年4月に山辺歯科を立ち上げるときには、人体に異物を埋入するインプラント治療に対して否定的でした。

開業医はインプラントに手を出すべきではないと考えていました。しかしながら、開業初年度から、患者さまは「口腔外科≒インプラント手術」というイメージで、山辺歯科を来院してくるケースを多く経験しました。そこで、各種のメーカーの講習会を受講しましたが、多くの講習会では誰でも簡単にできるインプラントという内容がうたわれていました。

添島義和先生との出会い
その中で、ITI(Stramman)インプラントの講習の故添島義和先生だけは、インプラント埋入を怖いもの、そして失敗例から教えられ「よく勉強し、慎重に丁寧に」という教えをいただきました。

それからは、インプラントに関して添島先生を師事し、勉強していくことになりました。また、添島先生が首謀する九州インプラント研究会の門をたたき、勉強させていただくことになりました。インプラント100時間コース、長崎から熊本まで月1回、片道4時間半かけて通いました。私のインプラントには添島先生の心が入っています。

インプラントは、慎重過ぎるほど慎重に
いまでも思います、早く安く簡単には、危ないと。ゆっくりじっくり吟味して、より良質なインプラント体を、きちんとした知識と技術のもと治療すべきです。そして、適正な料金をいただくべきであると。

インプラントは人体に入れる手術です。慎重に、安全に、そのためには少々時間や手間、お金がかかっても、良い方法を選ぶべきと考えます。

長崎南ロータリークラブに所属、そして多彩な趣味

院長あいさつ歯科医師としての仕事以外にも、さまざまな活動に取り組んでいます。

ロータリークラブは、国際的な社会奉仕連合団体です。毎年役割を与えられ、たとえば、来年度は新世代委員会に所属し、次世代を担う若者の資質向上並びに健全なる育成に寄与する活動及び支援を行う予定です。

また、趣味の時間も大切にしており、最近はマラソンがマイブーム。ホノルル、東京、大阪、神戸、東京マラソンと遅いなりに5回完走しました。ミュージカルには、15年ほど前に劇団四季ミュージカル「キャッツ(CATS)」を見て以来、魅せられています。福岡、東京、大阪などで学会があれば、必ず鑑賞しています。

そのほか、音楽は中学校以来、ずっとチューリップのファンです。今年は40周年記念で全国ツアーがあり、私も東京、福岡、長崎と5回ぐらい足を運びました。

これからも、存在感のある歯科医師として

常々私は、存在感のある歯医者になりたいと思ってきました。それは、長崎市において、当院にしかできない治療を提供すること、口腔癌の早期発見などにより、多くの方の生命を救うことで少しは実現できたと思います。

大学病院よりも敷居が低い歯科医院であることで、難症例の方がわざわざ大学病院にいかずに正しい診断が受けられる。それもまた、歯科医師として存在感ある、意義あることだと感じています。事実、一年に一人ぐらいの割合で、口の癌の患者さまを救っているのです。

また、医師、看護師、医学部学生、歯学部学生、看護学校生徒、歯科衛生士学校生徒などが多いのも当院の特徴です。医療従事者、それを志す方々が通うということは、それだけで歯科医院としての信頼の証ではないでしょうか。

これからも日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」として、お口の中をくまなく診療し、患者さまの将来にわたるリスクを考えた治療を行います。歯にトラブルを感じたときは、ぜひお気軽にお越しください。

院長プロフィール

院長あいさつ山辺歯科 院長 山辺 滋

【略歴】
1992年03月 長崎大学歯学部卒業
1992年04月 長崎大学大学院歯学研究科博士課程入学
       (顎・顔面・口腔外科学専攻)
1996年03月 長崎大学大学院歯学研究科博士課程終了博士
       (歯学)の学位授与
1996年04月 長崎大学歯学部附属病院第一口腔外科および歯学部
       口腔外科学講座で文部科学教官助手として10年間勤務
2001年04月 長崎大学歯学部附属病院新設のインプラント科併任
2001年10月 日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」を取得
2002年04月 山辺歯科開業
2005年04月 長崎大学歯学部臨床助教授、非常勤講師
2007年04月 長崎大学歯学部臨床教授
2015年03月 日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」を取得

【所属学会・団体】
日本口腔外科学会
日本口腔科学会
日本口腔腫瘍学会
日本口腔診断学会
日本口腔インプラント学会
日本顎顔面インプラント学会
九州インプラント研究会
日本レーザー歯学会
日本歯科人間ドック学会
長崎南ロータリークラブ

【資格】
一般社団法人 日本口腔ケア学会取得認定資格:4級

院長の業績
学会参加・勉強会

レーザー治療

当院ではご希望に応じ、体にやさしい半導体レーザーによる治療を行っています。

レーザー治療

当院では「オサダライトサージ3000」という半導体レーザーを導入しています。レーザーを用いることで、痛みに配慮したやさしい治療が可能になりました。以下のようなメリットが期待できます。

<半導体レーザーのメリット>
●痛みを緩和できる
●レーザーの使用により効率的な治療が可能
●術後の問題、術後の痛み腫れ出血を抑えられる

半導体レーザーを使った治療例

・根管治療(根っこの治療)
・象牙質知覚過敏処置(冷たいものでしみる時)
・歯周病の治療
・口腔内小手術
・色素沈着症の治療(歯ぐきが黒ずんでいる)

※当院で使用頻度が高い順番です

「オサダライトサージ3000」と院長の関係

オサダライトサージ3000半導体レーザーである「オサダライトサージ3000」は、神奈川県小田原市で開業されている西山俊夫先生がおひとりで研究開発し作られたものです。

オサダライトサージ3000
オサダライトサージ3000は、高出力歯科用半導体レーザーとして1996年から発売され25年経過します。

照射法¹⁾
半導体レーザーは、接触照射(ハードレーザー用)、非接触照射(ソフトレーザー用)の2通り使用できます。その特徴を活かして、他のレーザー機器より広い範囲の症例に使用できます。

オサダライトサージ3000オサダライトサージ3000

組織に対する透過性²,³⁾
波長0.8㎛の半導体レーザーは、皮膚組織において皮下組織にまで透過する量は17%、エナメル質、象牙質(厚さ1mm)に対しそれぞれ30%、25%が透過するとされます。この組織透過性を利用し、象牙質知覚過敏症や感染根管処置に有効に作用します。

オサダライトサージ3000

歯周病(歯周ポケット掻爬術)⁴,⁵⁾
レーザー治療は歯周病にも有効で、歯周組織のダメージを最小限に抑え、歯周ポケット内の殺菌効果、清掃効果および掻爬が可能です。その結果、歯周ポケットの深さの減少と炎症の消退が望めます。

オサダライトサージ3000 オサダライトサージ3000

根尖性歯周炎(歯内療法)⁶,⁷⁾
歯内療法において、半導体レーザーは弾性のあるファイバーで導光できるので他種レーザーより有利です。根管内にレーザーを照射すると、根管内細菌の治療、排膿・出血の消失、打診など症状の緩和が期待できます。

また、組織透過型の半導体レーザーは、根管および歯周組織を通過したレーザー光が根尖部歯周組織に到達することで、口内炎に対する照射と同様、組織の治癒促進効果も期待できます。

オサダライトサージ3000

窩洞形成時露髄(直接覆髄)⁸⁾
虫歯が深く、通常は神経を取らないとならない例でも、レーザーの使用で歯髄(神経)の保存が可能です。

オサダライトサージ3000
上顎前歯部の模式図

象牙質知覚過敏(象牙質知覚過敏処置)⁹⁾
半導体レーザーが組織を透過すると知覚過敏症に効果的です。

オサダライトサージ3000
非接触型加工

引用元

1)・山辺 滋:半導体レーザーを用いた直接覆髄の処置.日本歯科評論別冊/症例でみる歯科用レーザーの有効活用,31,2007
2)・加藤純二ほか:一からわかるレーザー歯科治療.8-25,74-75,医歯薬出版,東京,2003.
3)・山辺 滋:半導体レーザーを用いた象牙質知覚過敏症に対する処置.日本歯科評論別冊/症例でみる歯科用レーザーの有効活用,134,2007.
4)・西山俊夫監著:歯科用半導体レーザーの基礎と実践テクニック.78,デンタルダイヤモンド社,東京,2006.
5)・山辺 滋:歯科用レーザーにおける半導体レーザーの位置づけ.日本歯科評論, 67(12):55,2007.
6)・西山俊夫監著:歯科用半導体レーザーの基礎と実践テクニック.56-69,デンタルダイヤモンド社,東京,2006.
7)・山辺 滋:半導体レーザーを用いた根管治療.日本歯科評論別冊/症例でみる 歯科用レーザーの有効活用,36-37,2007.
8)・山辺 滋:半導体レーザーを用いた直接覆髄の処置.日本歯科評論別冊/症例でみる歯科用レーザーの有効活用,31,2007.
9)・山辺 滋:半導体レーザーを用いた象牙質知覚過敏症に対する処置.日本歯科評論別冊/症例でみる歯科用レーザーの有効活用,135,2007.

歯科用レーザーついての院長執筆

1.『オサダライトサージ3000を使用した下唇粘液嚢胞摘出術』
オサダライトサージ3000を使用した下唇粘液嚢胞摘出術

2.『歯科用レーザーの有効活用』
歯科用レーザーの有効活用
半導体レーザーを用いた直接覆髄の処置
半導体レーザーを用いた根管治療
半導体レーザーを用いた象牙質知覚過敏症に対する処置

3.『歯科用レーザーにおける半導体レーザーの位置づけ』
歯科用レーザーの有効活用
歯科用レーザーにおける半導体レーザーの位置づけ

※PDFファイルのダウンロード保存およびプリントアウトを禁止します。

日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」による的確な診察

親知らずの抜歯から口腔癌の診査・診断まで。日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」である院長が、的確な診察をほどこします。

日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」とは

口腔外科治療

●口が開きづらい
●あご関節から音が鳴る
●親知らずが痛い

これらの症状は全て口腔外科の領域です。口腔外科とは文字通り「口腔内とその周辺の外科」を専門的に扱う科目です。そのため、どこの歯科医院でも的確に治療できるわけではありません。当院では親知らずの抜歯をはじめ、さまざまな口腔外科治療に対応しています。

口腔癌(舌癌など)

その他の口腔外科治療週あるいは月単位で癌は進行します。肉眼でも、見る人が見れば癌かどうかわかります。少なくとも「癌である」「癌が疑われる」「癌ではない」との判断はつきます。

癌は早期発見、早期治療が大切です。

"生命"を助ける歯科医院でありたい
口腔癌の患者数は30年前より3倍近く増加しているとのデータがあります。今後も増加すると予想されます。しかし、多くの歯科医師は口腔癌自体を見たことがありません。そのため、診察をしても見過ごしてしまう可能性が大きいのです。

当院の院長は大学病院在籍中、1年目から癌の初診に立ち会う機会を得ました。通常、1年に数例ぐらい立ち会えればいいところを、1年で50症例近くみていたのです。そのため、初期の癌の診断に自信をもって取り組んでいます。

実際当院で診察を受け、初期の口腔癌が見つかり、早期治療で治癒できた患者さまが複数いらっしゃいます。ただ「味がおかしい」「舌がしびれている」などの症状があっても、舌痛症の場合が大半を占めます。

医者や看護士など医療従事者も来院されるほど、的確な診断、そして適切な処置を提供しています。口の中のできもの、顎が痛い、親知らずが痛むなど、何かお口の中のことで不安なことがありましたら、躊躇せずご来院ください。

長崎新聞記事 平成19年9月3日(PDF形式:173KB)

口腔癌の症状
口腔癌は、直接肉眼で観察でき、手指で触診できるのが大きな特徴です。
口腔癌は口の中にできる「癌」です。発育様式から外向型(出っ張っている)、内向型(掘れ込んでいる;潰瘍形成)に大別できます。その中でも、一見汚く、触って硬い感じをうけるものは要注意です。また、白斑(はくはん)も要注意です。

白斑というのは口の中の粘膜が白くなっているものの総称で、単に入れ歯が強く当たって白くなっているものもあれば、癌ではないが癌化する可能性のあるもの、本当の癌であることもあります。

次の項目に、口腔癌を疑うポイントを列挙しますので、セルフチェックしてみてください。

「口腔癌」を疑うポイント
1.口の中に硬い「しこり」がある。
2.口の中に出血しやすい場所がある。
3.3週間以上治らない口内炎や潰瘍、または抜歯後の傷の治りが悪い。
4.口の中に痛みがある。
5.口の中や唇にしびれがある。
6.口の中が腫れて、入れ歯が合わなくなった。
7.口の中に白い部分または赤い部分がある。
8.口臭があると言われた。
9.原因不明の歯のぐらつきがある。
10.首のリンパ節の腫れが3週間以上続いている。

顎関節症

顎関節症顎関節症の症状としては、顎関節部の痛み、カックンやジャリジャリする顎関節雑音、口が開きにくいなどが挙げられます。原因は、噛み合わせが悪い、くいしばりや歯ぎしりなどがあり、さらには筋肉の緊張が強い、ストレスなどが考えられます。

治療は、鎮痛剤や筋弛緩剤などによる薬物療法、筋肉の緊張を和らげるマイオモニター、マウスピースを口に入れるスプリント療法などがあります。

顎関節症の種類
●顎関節症I型 ●顎関節症II型 ●顎関節症III型
主として筋肉に
異常が生じます。
円板や関節包に
損傷があります。
関節円板の転位を
伴う顎関節内障。
顎関節症 顎関節症 顎関節症




顎関節症を疑うポイント
次のような症状が診られる場合は、症状が悪化する前に受診してください。

1.開口障害
お口が開けにくくないですか?
2.顎の痛み
顎の関節付近や周辺の筋肉に痛みはありませんか?
3.関節雑音
お口の開け閉めの時に「カクッ」「コキッ」「ギシギシ」「ジャリジャリ」という音がしませんか?

スポーツガード

スポーツガード皆さんはスポーツガード(マウスピース)という言葉を聞いたことがありますか?

ボクシングやラグビーの選手が口の中に入れているものを見たことがあると思います。これはスポーツガード(マウスピース)といい、顎に対して外力がかかったときに上顎骨、下顎骨や歯を守るものです。作り方は上下顎の歯の印象を行い、その人に合ったものをプラスチックで製作します。

無呼吸症候群

無呼吸症候群気道の狭窄、または閉鎖によって起こる閉塞型睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病として注目されています。

睡眠時無呼吸症候群の治療には、減量や薬物療法などの内科的療法、狭窄した気道を手術によって拡げる外科的療法、口腔内装置などがあります。口腔内装置はマウスピースのようなもので、上下の歯の間にはめて下顎が少し前に突き出た位置に固定します。寝る前にはめ、眠っている間だけ使用します。

口腔外科を専門とする歯科医師による診察には、医科保険医療期間からの診療情報提供がなければならないので、まずは医科を受診してください。当院では井上病院の内科部長・吉嶺裕之先生とよく連絡を取っております。吉嶺先生は日本睡眠学会認定でもあります。

顎の腫れ

顎の腫れ虫歯からの感染による炎症(歯根の周りの炎症→顎骨炎→顎骨骨髄炎→蜂窩織炎など)、嚢胞(顎の骨の中にできる袋状のもの)によるもの、腫瘍(良性および悪性)や外傷(打撲など)などが挙げられます。いずれにしても、できるだけ早く口腔外科を専門とする歯科医師の診察が必要です。

外傷

交通事故、転倒、転落、殴打などにより歯が抜けて口腔外に飛び出してしまうことがあります。これを歯牙完全脱臼といいます。この場合、歯牙再植術という方法があり、歯を元の位置に戻して固定すると生着することがあります。

脱落した歯牙は、できるだけ早く生理食塩水や牛乳につけて持参し歯科口腔外科を受診してください。また歯の歯髄(神経)は失活するので神経(根)の治療が必要です。生着しないときは癒着や歯根の吸収を生じます。

粘液嚢胞(ねんえきのうほう)

粘液嚢胞ほとんどは下唇に発生します。直径5~10mm程度の軟らかい半球状の腫瘤として発現します。簡単な手術が必要です。

院長発表の手術法(PDF形式:283KB)

予防治療

「治療したのに何度も虫歯になってしまう」「毎日ブラッシングをしているのに虫歯になりやすい」という方は、ぜひ予防治療をご検討ください。

予防治療

「歯医者さんには歯が痛くなってから行けばよい」

あなたは歯についてこんな風に思っていませんか。予防治療とは、これまでの「痛くなったら治療する」という考え方と異なり、「お口の健康を維持する」歯科スタイルのことです。

当院では歯科衛生士、歯科助手が予防処置を担当し、患者さまの歯の健康維持をお手伝いしています。担当者が責任を持って長く患者さまの歯の健康を見守り続けます。

<予防治療のメリット>
●虫歯などのお口の中トラブルを未然に防ぐ
定期的なチェックで虫歯や歯周病の予防になり、大切な歯を健康に維持します。

●治療の痛み・費用を抑えられる
痛みや症状がひどくなってから治療すると、治療費用や期間がかさんでしまいます。

●お口の中がスッキリする
歯や歯ぐきを綺麗にすると、お口の中が爽快になります。歯医者さんにサロン感覚で通う方が増えています。

当院の主な予防治療メニュー

PMTC予防治療メニュー
PMTC(Professional Mechanical Teeth Cleaning)とは、歯科医師、歯科衛生士が行うプロによるケアのことです。歯周ポケットに詰まったプラークや、歯の表面にこびりついたバイオフィルムなど、毎日の歯磨きで落ちない汚れを、専用の機器を使って綺麗にクリーニングします。施術後は歯がツルツルになりお口の中がスッキリしますので「歯のエステ」とも言われています。

スケーリング予防歯科メニュー
スケーリングとは、石灰化した歯石まで簡単に除去できる治療法です。歯肉や歯周ポケットから歯垢や歯石などを除去します。超音波を使用しますが保険を適応できます。

フッ素塗布
フッ素には、歯の石灰化を促したり、細菌の活動を抑制する効果があります。定期的に歯にフッ素を塗布することで、虫歯や歯周病を予防できます。当院では小児のみ保険でフッ素塗布を行っています。

電動歯ブラシ「PRINIA」~当院お勧め!予防治療メニュー
プリニアは、プラークコントロールがうまくいかないと思われている方、審美意識が高い方、忙しくてブラッシングに十分な時間が取れない方にお勧めの電動歯ブラシです。

90グラムの軽量、1分間に31,000回の振動数、ストローク不要でブラシを歯面に当てるだけの簡単操作、血行がよくなり傷がつきにくい歯ブラシです。ヘッドは3種類用意しています。

・カーブフロートブラシカーブフロートブラシ
特殊なフロート構造で、先端には毛が密集。プラークも落ちるので歯の表面がツルツルになります。

・ステインオフブラシステインオフブラシ
サイドに極細毛、中央にはひし形の密集毛があり、歯の表面を傷つけずにステインを捉えて落とします。

・ワンタフトブラシ
コンパクトなので、歯間部・歯頸部・叢生部もしっかりケア。普通の歯ブラシで磨きにくい矯正中の方、歯磨きを嫌がるお子さま、インプラントの方のお口でも活躍します。
ワンタフトブラシ

エアーフロス「Air Floss」~当院お勧め!エアーフロス「Air Floss」
歯と歯の間を掃除するためのフロス(糸ようじ)は、欧米などの海外諸国に比べ日本では普及率が低いのが現状です。理由は歯ブラシや歯間ブラシよりもフロッシングは難しく、時間が掛かってしまうため、面倒と感じてしまい習慣づけられない為です。

そんな歯間洗浄をより簡単にしたのがエアーフロス「Air Floss」です。歯に当ててボタンを押すだけでノズルから水と空気が噴出され、歯間に溜まった汚れを除去します。約1分程度の洗浄時間で歯垢を除去できるので、手間がかからず効果を期待できます。

歯周病治療

歯周病は歯を支える骨や歯肉の病気です。適切な治療で進行を抑えられます。

歯周病治療

歯周病とは、歯を支えている歯肉や歯槽骨が徐々に破壊されていく病気です。

主な原因は、口腔内の歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)です。この細菌に感染することで、まず歯肉に炎症が起こります。そして、炎症が深部にまで及ぶと歯槽骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病のリスク要因
●歯周病原因菌
●喫煙
●噛み合わせが不良
●不適合な詰め物
●唾液量の不足
●加齢
●糖尿病
●家族性要因

歯肉炎と歯周病の治療

歯肉炎歯肉炎と歯周病の治療
歯肉炎は歯肉から出血することで初めて自覚することが多い病気です。セルフケアとPMTCで治癒ができます。

軽度歯周病歯肉炎と歯周病の治療
歯垢が歯石になるとセルフケア(ブラッシング)での除去はできなくなります。この時点ではまだ痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

中等度歯周病歯肉炎と歯周病の治療
時々歯が浮いた感じや噛んだときの違和感、痛みのあることがあります。失われた骨が回復することは困難です。

重度歯周病歯肉炎と歯周病の治療
痛くて噛めない、動揺して噛めない自覚症状があります。治癒が望めないし、骨がなくなるので入れ歯が外れやすくなります。

歯周病と全身疾患との関わり

●糖尿病
糖尿病とは慢性的に血糖値が上昇し、全身の免疫力が落ちる病気です。悪化するとさまざまな合併症を引き起こすことがある怖い病気です。

●肥満
肥満の人は脂肪細胞によって全身の炎症が起きているため、歯周病の炎症を悪化させやすく、また、歯周病が起こす炎症が、肥満を招く一因になるといわれています。

●脳卒中
血液中の歯周病菌がアテローム性プラークをつくり、それが原因で血栓が生じ、脳の血管に運ばれるなどして発症します。

●早産/低体重児出産
低体重児は、体重が2500グラム未満で生まれる赤ちゃんのこと。未熟児ともいわれます。 血液中における歯周病菌の毒素や炎症物質の影響より、子宮筋が収縮し、胎児が十分に成長していない状態で出産するリスクが生じます。

●誤嚥(ごえん)性肺炎
口内細菌が唾液に混じって気道から肺に入ることで起こります。高齢者の死亡原因として多い肺炎です。口腔機能の衰えから高齢者には誤嚥が多く、おびただしい数の細菌により誤嚥性肺炎を招きやすくなります。

審美治療

審美治療とは、歯の機能を回復するだけでなく、美しく自然で健康的な歯と"笑顔"をつくることが目的の歯科治療のことです。

審美治療

どんなにデジタル化が進んでも、最後は「アナログ」です。つまり、人の感受性がものをいいます。

当院の院長は、中学校、高校と美術部に属し、特に人物画が得意でした。また、長崎市立桜馬場中学校の美術部の創設にかかわった一期生です。そんな歯科医だからこそ、本当の意味での美しさが表現できると考えます。

【当院の審美治療メニュー】オールセラミックス

オールセラミック歯の表面を全体的に削り、そこにセラミック素材のクラウン(冠)を被せる方法です。歯の色、形、大きさ、並び方等をご希望に合わせて再現できます。金属をまったく使用しないので、光の透過が天然歯とほとんど変わらず、天然歯に近い質感と美しさを表現できます。

従来のセラミックのさし歯は金属が使われていたため、歯肉の色が黒ずんでいましたが、オールセラミックスクラウンを使うことで、黒ずみのない歯肉になります。体に優しい材質なので違和感がなく、自然な白く輝く歯に変身できます。

オールセラミック治療とは

天然歯に近いナチュラルカラーで、自然な美しさが回復します
ここまで自然。こんなに綺麗。

オールセラミック治療とは進行した虫歯や欠けてしまった前歯などが、歯本来の色調や質感をもった自然な感じに回復します。

オールセラミック治療とは光透過性をもった素材だけを用いて製作しますので、隣接する歯の色調を効果的に取り込むことができ、周りの歯と違和感なく馴染みます。

歯の裏側も、天然歯の自然な色調を再現できます
陶材焼付鋳造冠とオールセラミックスではどう違う?

オールセラミック治療とは

歯肉の黒変や、金属の露出も起こりません
オールセラミックス治療なら、長期にわたって歯肉の変色や金属色が歯頸部に露出することはありません。

オールセラミック治療とは次へオールセラミック治療とは

カウンセリングを行い、適切な治療スケジュールを作成します
【STEP1】初診(診断)
治療に必要な情報を得るために対話形式で問診を行い、患部を診察いたします。

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【STEP2】治療計画 - 診断用模型作製
患部の状態と患者さまのご都合を勘案して治療目的・範囲・手順などの計画を立てるとともに、診断用模型の作製にとりかかります。

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【STEP3】支台歯形成 - 印象咬合採得 - 仮歯装着
土台となる支台歯の形態を整えた後、暫定的に仮歯を被せます。

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【STEP4】シェード・テイキング
オールセラミックスで製作した歯が口腔内で違和感なく馴染むように、周囲の歯の色調をチェックし、適したカラーを選択します。専門の歯科技工師が微妙な色、形を一緒にチェックし、患者様が満足できるように努めます。いわゆるオーダーメイドの作製です。

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【STEP5】試適 - 咬合調整 - 装着
制作したセラミック歯を仮装着して噛み合わせをチェックし、スムーズにフィットするよう調整する。この時も、専門の歯科技工師が非常に細かな微調整を行い、最終的に技工所で行うレベルの研磨処理を行います。その後、完全に装着、固定します。

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【STEP6】術後管理
術後の経過を見守りつつ、アフターケアを含めた適切な処置を施します。

ファイバーコア

ファイバーコア当院では土台となるコアの部分にファイバーコアを使用することをお勧めしています。

コアとは虫歯になった部分を削り、土台としてしん棒を入れるものです。これまでしん棒の材質は金属が主流でしたが、グラスファイバー素材を用いた技術が「ファイバーコア」です。

【ファイバーコアのメリット】光の透過性
私たちの歯は光を透過しますが、今までの金属製のコアはまったく通しません。ファイバーコアは、光の透過性が私たちの歯に極めて近く、自然な仕上がりになります。

ファイバーコア

【ファイバーコアのメリット】生体へのやさしさファイバーコア
金属製のコアは硬すぎるために、強い力が歯にかかると、歯の方が負けて壊れてしまうことがあります。ファイバーコアは適度なしなやかさがあり、歯を壊しにくくなっています。また、金属を使いませんので、金属アレルギーの心配もありません。

ファイバーコア

【ファイバーコアのメリット】天然歯に近い色調ファイバーコア
ファイバーコアポストは支台築造用レジン「ビルドイットFR」との併用で、メタルフリーの支台築造体の製作が可能です。メタルコアに見られる金属色の透過がなく、オールセラミッククラウン、ハイブリッドレジンクラウンの色調に影響を与えにくく、より天然歯に迫る色調再現が可能です。

【ファイバーコアのメリット】その他
・グラスファイバーの弾性により、歯への負担を緩和
・弾性を持ちながら、破折強さを発揮
・メタルフリーによる審美性を実現
・X線造影性を有し、予後の診断も容易
・再根管治療時にポスト撤去が容易
・腐食しない
・アレルギーを防げる
・歯根破折を防げる

【当院のホワイトニングメニュー】オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングオフィスホワイトニングとは歯科医院にて行うホワイトニングのことです。自宅で行うホームホワイトニングとは異なる薬剤を使用するため、時々しみることがありますが、効率的に歯を白くします。お急ぎの方にはお勧めです。

●オフィスホワイトニングの特徴
・従来の方法とは違った特殊な光線使用の漂白です。
・漂白剤を歯に塗って光を当てるものです。1回の治療時間は約1時間です。
・歯科医院で行う治療です。歯を削らずに、歯の表面から行う治療です。

<オフィスホワイトニングのメリット>
・効果発現を感じやすい

<オフィスホワイトニングのデメリット>
・後戻り(リバウンド)しやすい

オフィスホワイトニング術式

オフィスホワイトニング術式【STEP1】
術前の色調を確認します。ビタシェードガイドを用い、患者さまに手鏡で確認していただきます。術前はA3.5程度です。

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オフィスホワイトニング術式【STEP2】
紙面に付着したステイン、バイオフィルムをプロフィカップスクリューでPMTCにて除去します。

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オフィスホワイトニング術式【STEP3】
口唇鈎とフェイシャルシートを装着し、さらにガーゼで口唇を保護します。エアーで乾燥後、歯肉保護レジンを歯頸部に塗布し、光照射で凝固させます。

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オフィスホワイトニング術式【STEP4】
リアクターのボトルをよく振り、適用をさらに出します。チップブラシで歯面に塗布し、余剰部分はエアーで乾燥させます。

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オフィスホワイトニング術式【STEP5】
ホワイトニングジェルを0.5~1.0mmの厚さで歯面に乗せます。

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オフィスホワイトニング術式【STEP6】
光照射します。12分×3回行います。

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オフィスホワイトニング術式【STEP7】
綿球でジェルを取り除きます。

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オフィスホワイトニング術式【STEP8】
オフィスホワイトニングの処置後、11(A1.5)から5(A1)に、6段階の漂白効果が得られました。

【当院のホワイトニングメニュー】ホームホワイトニング

ホームホワイトニングホームホワイトニングは、医師の指導のもと患者さま自身がご自宅などで行うため、オフィスホワイトニングとは異なる薬剤を使用します。過酸化尿素(10%)が含まれた材料を使用し、効果が現れるまで長期間継続する必要があります。

ホームホワイトニング

TIONホワイトニングシステム

当院で使用しているティオンホームは、ジェルの性状やトレーの素材を工夫し、ご利用になりやすいホームホワイトニング材です。
インフォームドコンセント

ホームホワイトニング使用方法

ホワイトニングのご案内

院長は日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」の資格を取得しています

当院の院長は日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」・日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」の2つの資格を取得しております。外科的な修練を積み治療に臨んでおります。

日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」とは

インプラント

インプラントとは、人工金属物の歯根を顎の中に埋め込み、しっかりと顎の骨と固定します。その後、それを支台として人工の歯を装着し、失われた歯や噛み合わせの再建を行う歯科治療のことです。その材料は純チタン製の金属です。

純チタンは人体組織に対する親和性があり、金属アレルギーの発生の報告は今までありません。また、他の金属アレルギーを持っている人も利用可能な素材です。

インプラント<インプラントのメリット>
・歯の数を足す治療!
・元々歯があった状態に近づくように、歯の数を増やせる。
・ご自分の歯の負担を緩和できる!
・ブリッジや義歯のように支えている歯に負担をかけません。
・自分の歯のような感覚で使用できる!
・食事制限がなく、歯磨きも天然歯と同様に行えます。
・隣の歯を削らないので、健康な歯にダメージを与えない!
・1~2本抜歯した場合のお勧めする治療法はインプラント治療です。
・治療したことに気づかれにくい。
・入れ歯の支えに使える!
・ネジで冠を固定しているので被せものの修理がきく。

<インプラントのデメリット>
・手術が必要になります。
・健康状態や骨の量によりできないことがあります。
・自由診療になるため、高い費用がかかります。

当院のインプラント体

当院のインプラント体●ストローマン社のBLTインプラントシステム
骨としっかり結合して安定性に優れ、咬み合わせの早期回復が得られます。また、適応症例は幅広く、インプラント治療が難しいと診断された患者さまでも、BLTインプラントを使うことでインプラント治療が可能になる場合もあります。

BLTインプラントの詳細はこちら

●ストローマン社のITIインプラントシステム
・スイスに本社があるストローマン社は世界70カ国以上で歯科用インプラントを提供するグローバル企業です。
・インプラント歯科学、修復歯科学、口腔組織再生の領域におけるグローバルリーダーです。
・50年以上にわたる研究開発と、充実した検査体制のもとで製品を製造しています。
・グローバルな非営利学術組織とのパートナーシップにより、学術的な裏づけのある製品を提供しています。
・インプラント埋入後の5年、10年という長期にわたる利用例が報告されています。
・世界で多くの患者さんが、 Straumann® インプラントによる治療を受けています。

歯科用CTを完備

歯科用CT 当院では歯科用CTを導入しています。コンピュータ上で骨を再現することで、レントゲンではわからなかった骨の奥行き・幅・厚みを知ることができるようになりました。

このようにCTで骨を三次元解析することで、手術前のシミュレーションをふさわしい形で行えます。その結果、精度や安全性に配慮したインプラント手術が可能です。患者さまの身体への負担を科学的に考慮できる点やインフォームドコンセントという点でも、歯科用CTはインプラント手術に必要不可欠といえます。

「口腔インプラント治療方針2020/(社)日本口腔インプラント学会編」においても、「インプラント治療のためには必要な画像検査法」とされています。

院内にCTを完備していない医院では、大学病院・提携クリニックでCT撮影を行うため、撮影までの期間が長くなります。また、別途日程の調整が必要な場合がありました。しかし、当院ではCTを完備しているため、CT撮影日に治療計画書を作成することが可能になりました。

歯科用CT歯科用CT歯科用CT

オペ室を完備

オペ室を完備当院では、安全に配慮したインプラント手術を行うために手術室を完備しています。

●無影灯
手術室には無影灯を完備しています。無影効果と深部照射効果を実現しています。

●オゾン脱臭装置 全自動空気循環型空気除菌脱臭装置
チリについた細菌を電子の力で除去。浮遊している細菌をオゾンの力で除去。ニオイを活性炭と消臭剤で除去。0.01ミクロンという微細なウィルスやバクテリアまでも集じんが可能なエアクリーナーで、歯科手術に適したクリーンルームを作っています。

オペ室を完備●滅菌された手術機材
手術に使用する機材は、手術のしやすさを突き詰めた機材です。手術に使う器具はすべて、一つ一つ滅菌し、密封してから使用します。手術セットとして、一人ひとりの患者さまに感染リスクの生じにくい手術ができるよう整えています。

生体情報モニター●生体情報モニターで体調の異変を感知
当院ではインプラント手術の際に「生体情報モニター」を使用し、心電図・脈拍・血圧・血中酸素濃度・呼吸など、リアルタイムで患者さまの全身状態を厳重に監視しながら治療しています。これにより万が一患者さまの体調に異変があった場合も、迅速な対応が可能です。

高血圧や心臓疾患をはじめ、何らかの全身疾患をお持ちの方、お年寄りの方でも、より快適に治療をお受けいただけます。

インプラント手術を行うための設備

インプラント手術を行うための設備サージカルガイド
比較的簡単な症例、CT画像から埋入方向を算出し作成する。

サージカルガイドの詳細はこちら

インプラント手術を行うための設備SIMPLANT®ガイド
比較的難易度が高い症例、インプラントシミュレーションSIMPLANT®を利用し、厳密なものを作成。

SIMPLANT®ガイド ユニバーサルSIMPLANT®ガイドキット
安インプラント手術を行うための設備SIMPLANT®ガイドを利用した手術の専用キット。

ストローマン・プロ
プロフェッショナル技術のによるサージカル・コントロールユニット。

口腔外科を担当する歯科医師による手際の良い手術

口腔外科を担当する歯科医師による手際の良い手術日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」である当院の院長は、他の先生が1時間かかる抜歯を15分程度で終わらせることができる技術の持ち主です。そのため、インプラントの手術時間も、一般的な歯科医院と比べてケースによっては半分にすることが可能です。

手術時間が半分になれば、そのぶん感染のリスクも軽減します。適切なインプラント治療を望まれる方は、ぜひ一度ご相談ください。

従来の治療法との違い

ブリッジ
従来の治療法との違い
従来の治療方法では、失った歯の両隣にある健康は歯をブリッジを支えるために削らなければなりません。

インプラント治療
従来の治療法との違い
インプラントは失った歯があった場所に埋め込まれます。両隣の健康な歯を削る必要はなく、傷つける心配がありません。インプラント治療は、自分の歯を残すための治療方法として注目されています。


●インプラント治療は、自然な歯と同じような印象を与えることができます。
従来の治療法との違い 従来の治療法との違い

インプラントは失った歯の根の代わりとなり、上に被せる人工歯を支える役割があります。ブリッジの治療と異なり、両隣の歯を傷つけることなく健康な状態を維持できます。

●インプラントを土台としてブリッジでの治療を行えます。
従来の治療法との違い 従来の治療法との違い

両隣の健康な歯を削らずに治療できます。定期的なメンテナンスをすることで長期間にわたって機能を維持し、自然な印象を与えることができます。インプラントが歯根の代わりになり、あごの骨が痩せることを防げます。

●あごに全く歯が無い状態での治療法です。
従来の治療法との違い

数本のインプラントを土台にブリッジでの治療を行えます(図1)。
口腔内の衛生を重視し、インプラントの上に装置を取り付け、総入れ歯の動きを制限する取り外し式の方法もあります(図2,3)。

固定式と取り外し式の両方とも、噛み合わせは影響しにくいです。
従来の総入れ歯よりしっかり固定されるため、ずれることはありません。
インプラント治療による入れ歯は、自分の歯と同じような自然な印象を与えます。



インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ1.診察と治療計画
患者さんの全身状態の問診と、口腔内の状態と診査を行います。あごの骨の量と質を調べるため、レントゲンやCT撮影を行います。

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インプラント治療の流れ2.インプラントの埋入と治癒
局部麻酔をかけてインプラント手術を行います。通院での治療が可能です。

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インプラント治療の流れ3.インプラントと骨の結合
インプラントと骨が結合するまで期間をおきます。結合期間はインプラントの種類、患者さんの骨の健康状態や体調によって異なります。

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インプラント治療の流れ4.人工歯の装着
自分の歯の形と色に合わせた人工歯を作り、インプラントの上に取り付けます。

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インプラント治療の流れ5.アフターケア
自分の歯と同じようにお手入れをしてください。歯科医師による定期的なチェックを受けてください。

インプラント治療の留意点
<従来の治療方法と比べると・・・>
・治療期間が長くなることがあります
・治療回数が増えることがあります
・手術が必要です

<インプラントを長持ちさせるためには・・・>
・自分の歯と同じようなお手入れが重要です
・歯科医師による定期的なチェックが必要です

インプラント治療があなたに適した選択肢になるかは、歯科医師にご相談ください。

インプラント手術後のメンテナンスについて

院長のインプラントに関する経歴車も車検やオイル交換など、きちんと定期的なメンテナンスをすることで長持ちするのと同様に、インプラントを長持ちさせるにはメンテナンスがとても重要です。

手術をして歯が入ったからといって放っておくと炎症がおき、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。ですから、インプラント治療後はきちんと定期的にメンテナンスに通っていただくようにしております。

痛みに配慮した治療

「痛いのはイヤ」「怖いのは苦手」という方はいらっしゃいませんか?当院では、痛みや恐怖に配慮した治療に取り組んでいます。

痛みに配慮した治療

虫歯の治療をはじめ、歯科処置の多くは強い痛みを伴うため麻酔を行います。これがいやで受診したくないと思われる方も少なくありません。

当院ではこの麻酔の不安を少しでも和らげるため、極細注射針(歯科麻酔の中で細い針)、コンピュータ制御の電動注射器を使用し、一定の量をゆっくり注入します。また麻酔薬は、体温に近い37℃に設定しているため痛みの発生を抑えます。この操作の前に表面麻酔を使用し、可能な限り痛みを除いた状態で行うことが可能です。

また、さらに歯痛のつぼ合谷(ごうこく)を押さえて、呼吸を整え、呼気に合わせて麻酔をすると、痛みを感じにくい状態で麻酔できます。

術後に強い痛みが予想される場合には抗菌薬・鎮痛薬を点滴します

一般歯科歯科治療でよく用いられる静脈内鎮静法ですが、治療後も長く朦朧とした状態が続いてしまいます。そのため、当院では鎮静薬を使った麻酔をお勧めしています。

飲み薬でなく、血中濃度に影響しやすい点滴を用いることで効果を継続させます。そのため、術中はもとより術後も痛みを長く抑えられるのです。

当院では難しい抜歯の時は麻酔を行っていますが、患者さまには「抜歯のパンフレット」をお見せしながら麻酔についてご説明します。

親知らずを抜歯した方が良い理由(PDF)

治療の難しさごとに10段階にわけ、4番目以下は通常の麻酔、5番目以上は伝達麻酔(神経の元への麻酔)、7番目になると点滴麻酔をお勧めします。また、8番目以上の症例には大学病院をご紹介するなど、難易度によって処置方法を変更します。

【当院のホワイトニングメニュー】デュアルホワイトニング

ホワイトニング効果比較図オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法が「デュアルホワイトニング」です。オフィスとホームのお互いの長所を活かすことができるのでお勧めです。

虫歯治療について

虫歯治療歯医者は「痛い」「怖い」といって、虫歯をそのままにしていませんか?

虫歯の原因は歯垢(プラーク)です。細菌の塊である歯垢の中は、酸性になるため歯が溶けていきます。

虫歯は、虫歯菌の除去(ブラッシング)、歯質の強化(フッ素の適切な使用)等により予防が可能な病気です。ですので痛くなる前に予防する習慣をつけることが大切です。前歯は歯間部から虫歯になりやすいのでフロス(糸楊子)の習慣をつけましょう。ご自分で取れない歯の汚れや歯石は、医院でのプロフェッショナル・ケアで口腔内を綺麗にできます。

もし治療した虫歯が再発した場合の治療
・以前の虫歯治療では噛み合わせ中央部を金属で修復してあります。
・金属と歯の境目から細菌が入り込み、虫歯が深い部分まで進行します。
・金属を除去し、新たにできた虫歯の部分も削り取ります。
・ひとまわり大きな詰め物(被せ物)で修復します。詰め物(被せ物)の種類により、再発のしやすさが異なります。

歯科一般・虫歯治療はこちら

設備と治療技術

当院は新しい技術と設備を導入し、治療しております。

歯科用CT歯科用CT
CTの優れたところは、コンピュータ上で骨を再現できること。これにより、レントゲンではわからなかった、骨の奥行き、骨の幅、厚みを的確に知ることができるようになりました。今では、インプラントの治療に欠かせない検査の1つとなっています。

院内にCTを完備していない医院では、大学病院・提携クリニックでCT撮影を行うため、撮影までの期間が長くなったり、別途日程の調整が必要な場合がありました。しかし、当院ではCTを完備しているため、治療をスムーズに進めることができるようになりました。

歯科用CTについて
 

全自動空気循環型 空気除菌脱臭装置全自動空気循環型 空気除菌脱臭装置
歯科医院内の環境は清潔でなければなりません。治療中の患者さまに他の患者さまの菌が感染したり、雑菌などが入り込んだりしないように注意を払っております。

使用する歯科治療器具を患者さまごとにすべて滅菌を行うことは当然ですが、当院では、空気の除菌も行っています。この装置は特殊なフィルターを利用して、浮遊細菌の減少、悪臭・異臭の減少などに効果があります。

オゾン脱臭装置ヴォルガオゾン脱臭装置ヴォルガ
当院では、大病院などで設置されている装置を導入し、歯科特有の嫌なにおいの脱臭・空気浄化を行っています。さらに、除菌効果もあり、歯科手術(インプラント手術など)に対して、よりすばらしい環境を作り上げました。

安心の滅菌システム安心の滅菌システム
消毒には塩素の1.78倍の消毒効果を持つオゾン水を利用し、器材はオートクレーブにて高圧・高温で滅菌しております。

感染対策の詳細について

手術用無影燈アクセル手術用無影燈アクセル
歯科手術を行うため、医科手術室などで使用されている無影燈を設置しました。

ハイパワー照射器ハイパワー照射器
虫歯に白い詰め物をする時に、早く綺麗にするための道具です。

根管長測定機能付き根管拡大装置根管長測定機能付き根管拡大装置
歯の根っこ(神経)の治療を的確にできます。

生体情報モニター生体情報モニター
歯科手術中の心電図・脈拍・血圧・血中酸素濃度・呼吸など、患者さまの全身状態を厳重に監視できます。

アネジェクトIIアネジェクトII
電動注射器のイメージを一新。「小さく軽い」ペングリップスタイル。注入速度、注入圧力をコンピューターが自動的にコントロール。さらに、患者様の痛みやストレスを緩和します。

口腔内撮影用コンパクトデジタルカメラ オーラルショットVIコンパクトデジタルカメラ オーラルショットV
より軽量・コンパクト、1610万画素を採用。充実した歯科専用モード機能搭載。口腔内撮影をサポート。ハイスピードでサクサク撮れて、ストレスに配慮した撮影環境を実現。
歯科治療において、記録写真の撮影は不可欠です。審美的に美しい口腔内を作り上げるのに貢献します。簡単に失敗が少ない写真撮影は、患者様の時間を大切にできます。

根管長測定器、根管拡大形成器、デンタポートZX、トライオートZX2デンタポートZX
トルク制御された繊細な回転と根管長測定機能の連動
OTR(オプティマムトルクリバース)機能と根管長測定機能の連動により、効率の良い根管治療を可能にします。

特殊な抜歯鉗子 上顎歯根分離 下顎歯根分離抜歯鉗子 上顎歯根分離 下顎歯根分離
抜歯症例が多い当院では、特殊な器具が用意され、短時間で患者様の生態に侵襲を軽減しながら抜歯を行えます。

しっかり配慮した環境

治療技術だけでなく、院内の環境にも配慮しています。

安心・安全な治療環境

昔、「白い巨塔」の流れで、「白い滑走路」という航空会社が舞台のドラマがありました。そのドラマのなかで、主人公の田宮二郎が「いかに、テクニックがあっても、テクニックを出さず、安全なリスクを伴わない飛行を取るべきだ」と言うシーンがあります。

パイロットは、生死を争うようなアクロバティックなテクニックを披露するものではないと言っているのです。当院の院長は幼い頃にみたこのシーンの記憶が鮮明にあり、歯科医師も同様の思いで外科処置、インプラント治療にあたるべきだと考えています。

いくらテクニックがあっても、丁寧な治療でなければ意味がありません。当院ではこれからもリスクを回避した治療の提供を心がけます。
 

心やすらぐ環境にも配慮

日差し降り注ぐ明るい院内院内
当院は15階建てのビバシティ浦上の1F、東南の角にございます。日差しがよく入り、明るく清潔な院内です。玄関および受付のある南面と東面には全面窓を配し、明るい診療空間を演出しています。

大学病院との連携

患者さまに最も適した治療を提供するためにも、「途中でやめる勇気」「石橋を叩いて渡る」ことをモットーにしております。当院で扱えるか微妙な症例に対しては大学病院をご紹介し、適切な処置を行っていただきます。

大学病院との連携

患者さまにとって大学病院とは敷居が高く、できれば行きたくないところでしょう。ただ、ガンなどの難しい症例に関しては、どうしても設備が整っている大学病院で検査や手術を行う必要があります。

「それはわかっていても、やっぱりいきなり大学病院で受診することに抵抗がある」

そんな方は、ぜひ一度当院をお訪ねください。当院の院長は口腔外科の専門医であり、ガンの早期発見・早期治療にも取り組んでいます。

口腔ガンの患者数は30年前と比べて3倍に増えているというデータもあり、今後も増加していくだろうと予想されています。病院にいくことを躊躇している間に、ガンはどんどん進行しているかもしれません。当院で的確な診査・診断を行い、必要な場合は大学病院をご紹介します。まずは当院にご連絡ください。

当院を経由し、大学病院で治療を受けるメリット

当院を経由し、大学病院で治療を受けるメリット一口に大学病院といっても、実は担当する先生によって実力はさまざまです。そんな中、当院では確かな実力を持った口腔外科医をピンポイントでご紹介しています。

また、手術後のメンテナンスは当院で受けていただけますし、場合によっては当院の院長が大学病院に出向いて執刀することも可能です。当院を経由して大学病院をご紹介することで、患者さまには安心して治療に専念していただけます。

インプラント治療も連携しています

インプラント治療も連携最近はインプラントによるトラブルがクローズアップされています。そのため、インプラント治療に戸惑いを覚える患者さまもたくさんいらっしゃいます。

そんな患者さまでも安心してインプラント治療を受けていただけるよう、当院では大学病院との連携を図っています。難しい症例は設備の整った大学病院にお任せし、術後のケアやメンテナンスは当院が担当するという流れを作っています。インプラントに不安がある方でも、ぜひ一度ご相談ください。

「インプラント」について

大学病院内の写真

大学病院内の写真 大学病院内の写真
口腔外科外来 小手術室
外来のセデーション、インプラント、小手術などを行います。
外来カンファレンス室
大学病院内の写真 大学病院内の写真
外来風景で 小手術中
大学病院内の写真 大学病院内の写真
口腔外科、保存科 6階外来受付 全身麻酔での手術中

提携大学病院

長崎大学病院 歯科部門 口腔顎顔面外科室 口腔・顎・顔面インプラントセンター

講師 柳本 惣市
柳本惣市(歯学博士)【資格】
博士(歯学)
日本口腔外科学会 専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 認定医
日本口腔インプラント学会 専門医

【山辺先生との連携】
患者さま一人ひとりの症状を山辺先生と十分ご相談させていただき、最新の情報を共有しながら、私の所属する長崎大学病院口腔顔面外科室と口腔・顎・顔面インプラントセンターと密接に連携が取れるよう、アドバイザーを務めていきたいと思います。

山辺先生と協力し、治療の質を高め、患者さまの利便性も向上させていきたいと考えております。

医員 足立 真基
足立 真基【経歴】
2014年3月 長崎大学歯学部 卒業
2014年4月 長崎大学病院 歯科研修医
2015年4月 長崎大学病院 口腔顎顔面外科 入局
2016年4月 長崎大学病院 口腔顎顔面外科 医員

【専門】
口腔外科 インプラント

【学会活動など】
日本口腔外科学会 日本口腔インプラント学会 日本化学療法学会 日本口腔ケア学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会

周辺には医療機関が充実しています

医療機関が充実当院から車で5分以内のところに、長崎大学病院をはじめ、長崎原爆病院、新里クリニック浦上、井上病院、市立病院成人病センターなどの大病院があります。それぞれの病院とは連携が取れており、条件が整えば、往診することも可能です。

入院中に当院で治療を受けることもできますし、外来患者さまの対診(医科と歯科と連携を取りながらの治療)も良好です。院長が日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」ですので、全身疾患をもつ患者さまでも歯科治療に取り組んでいただけます。

近隣地図ビバシティ浦上1Fに、すずき矯正歯科、浦上駅前薬局(調剤薬局)、大坪整形外科、みやむら女性のクリニック(産婦人科)が入っており、深い連携治療を行えます。各々、各科のスペシャリストで、医院でありながらしっかりした医療が受けられます。

理解してもらってから治療開始~しっかり聞くカウンセリング

まずはしっかり話を伺うことから。カウンセリングとインフォームド・コンセントを重視しています。

カウンセリング

当院では、患者さま一人ひとりのお口の中の状態を"良くする治療法"とは何かをまず考えます。そのため、初診時には虫歯、歯周病などの診査を行い、カウンセリングとインフォームド・コンセントをしっかりと行います。インフォームド・コンセントとは、患者さまに診療の目的・内容を十分に説明し、患者さまの納得を得て治療を行うことです。

治療の立案と方針を患者さまにご説明し、インフォームド・チョイスの後、実際の治療がスタートします。ただ、場合によっては、通院のアクセスが悪かったり、当院の治療方針にご納得いただけないことがあります。そのようなときは患者のご希望に沿う歯科医院をご紹介することもできます。

スタッフにも気軽にお尋ねください

カウンセリング当院のモットーは、「明るく・楽しく・元気に・はきはきと」です。そのため、スタッフはベテランも若手も関係なく、元気にイキイキと仕事をしています。もちろん、ただ元気なだけでなく、猛勉強、猛練習の末に身につけた実力を兼ね備えたスタッフばかりです。

ドクターのみならず、わからないことがあればスタッフにも気軽にお声掛けください。不明な点について、丁寧にご説明いたします。

話したくなる雰囲気づくりを大切にしています

しっかりお話を聞くといっても、院内の雰囲気が悪い歯科医院なら、一刻も早く帰りたくなるでしょう。患者さまにそんな不快な思いをさせないためにも、当院では接遇面やマナーにも十分気を配っています。

気持ちの良い接遇術を学ぶために、アナウンス倶楽部の伊藤博子さん、山口真由さんを招いてマナー講習を実施。一流ホテルのような接遇ができるように、スタッフ一同、毎回真剣に取り組んでいます。

カウンセリングカウンセリング

急患にも対応しています

カウンセリングに十分時間を取るといっても、場合によってはそうも言っていられないことがあります。

例えば、大学病院が診療をしていない平日の夕方や土曜日に、口の中の怪我をした患者さまが救急車で運ばれてくることがあります。また、長崎大学の救急当番の方から、当院を紹介されたと言われ、患者さまがやってくることもあります。

予約外の救急な患者さまなので、当院もパニックになりそうですが、そこは医療のプロフェッショナルの信頼に応えるべく、全力で処置にあたっています。

少々、お待たせする時間が長いかもしれません

少しの不安も残しません患者さまに「お待たせしません」というウリの歯科医院があるようですが、当院は予約制であるにも関わらず、お待たせしてしまうことがあります。やはり外科処置が多く、単純に治療時間が読めないからです。

患者さまの体調の変化は読めませんし、十分な説明、コミュニケーションにも時間をかけています。一人ひとりにかける時間が長いかもしれませんが、一生懸命取り組んでいる証だと思って、少々お待たせすることがあってもお許しください。


2013年5月11日 « トップへ » 2013年12月12日


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