父の知識・技術の医療を受け継ぎ、私の本業(歯科医師)を極めながら、精進していく次第ですので、よろしくお願いします。
長崎新聞2014年7月27日(日)の朝刊の記事
県内の子宮がん検診体制の基礎構築に尽力した長崎大名誉教授の山邊徹(やまべ・とおる)さんが7月24日午後9時ごろ、急性心臓病のため、長崎市内の自宅で死去した。84歳。長崎市出身。自宅は長崎市西山台2丁目25の22。告別式は27日午後1時から、長崎市大橋町の大橋メモリードホールで。喪主は妻桂子さん。
旧制長崎高等学校、旧長崎医科大を卒業後、長崎大医学部産婦人科学の助手を経て同教授となり、同大医学部付属病院長も兼務した。定年退官後、佐世保市立総合病院長を務めた。
長崎大医学部などで子宮や卵巣のがんの治療法を研究。早期発見のための検診を推進したほか、手術の後遺症を少なくする方法を開発するなど女性のがん治療に貢献した。
1984年から92年まで、県保健医療対策協議会・成人病検診精度管理指導協議会の子宮がん部会委員長を務め、県内での検診方式を整備。講演会や新聞への寄稿などを通じ、検診普及の先頭に立った。2000年長崎文化章受賞。